前回と同じ会場宮城県松島にあるパレス松州にて8/31(土)~9/1(日)日本操体学会主催 企画の第3回操体指導者育成講習会が行われました。
操体法の原理原則を からだを通して検証して学び 操体法を次世代に伝えるための指導者を育成するというのがこの講習会の目的です。
立場も様々な20名のかたが参加されました。
この企画も3回目となったので今回はテーマを設定しました。
セミナーテーマ 『重心の安定と移動』
― 無意識に行う『重心の安定・移動』を取り出し、操体法の原理面の奥深さに迫る ―
操体法といっても、色々なかかわり方があると思います。
お伝えする側もわたしも含めて4人の講師が様々なスタンス、角度からこのテーマを通して
操体法をお伝えしました。
日本操体学会理事で 機関紙「イサキ」の編集責任者の橋本千春さん
橋本敬三先生のお孫さんのお嫁さんでもあります。
この企画の立案 立役者です。
温古堂代表として、セルフケアを中心とした操体法指導のクラスを主催しています。
『毎日の息食動想が今の体の源。』という操体法の概念
を説明、”原理が分かれば応用は無限大”
という橋本敬三先生の言葉、哲学についても解説されました。
ワークとして、立位でおこなう基本運動(般若身経)を中心に立位の中での重心の安定を探りました。
また、実験として目をつむった歩行でどのように行動として重心が反映するかを体験しました。
障がい児教育に長年携わってこられた尾添信枝先生、操体法を現場で取り入れた経験をお話ししてくださいました。
他の参加された方からも、体験談として時間をかけて成果を上げた障がい者のかたへの運動療法としての操体法の報告もありました。
根気よく、丁寧に向き合った中での実例で、会場の皆が感動したお話でした。
操体法初体験の方も参加されているので、寝て行う一人操体法(基本4種の操法)の紹介指導も尾添先生が、なされました。
短い時間の中で、どれだけ操体法のエッセンス基本操法を紹介できるかという難しいミッションを、穏やかな語り口の中、見事にこなされていました。
川名は、臨床家の立場から二人で行う操体法をお伝えしました。
立位の観察
左右どちらの脚に重心があるのか、また肩の上がり下がりはどうなっているのか。
指回し
まず、重力から解放された姿勢 仰臥位でよりからだが揺れるポジションを探り、
からだに触れる工夫 揺らす工夫をお話ししました。
つま先あげ 膝倒しの動きのなかから重心や力の入りやすいところ、支えなど動かないポイントをさぐり。重心に着目したコンパクトな膝倒しをお伝えしました。
座位の観察
足裏や座骨からの感覚入力に差をつけると重心や支点が変化し首の可動域が増えたり違和感が軽減、変化することを実験しました。
左右の腕が一つの目的にむかって連携して動く『雑巾絞り』の動作の解説。
固定側と動作側に整理して観察すると、動作の偏り、力の入る流れが見えてきます。
肩こりや首の痛みの調整に役に立つ観察です。
今回の『重心の安定と移動』
― 無意識に行う『重心の安定・移動』を取り出し、操体法の原理面の奥深さに迫る ―
これは、とても大事なテーマですが、短い時間の中で伝えるのはなかなか難しく、参加者の方々も消化不良のところもあったと思います。
川名は、短い動画で実技の様子を撮ってもらったので、参加者限定ですが、動画入りの講義録を後日作成予定です。是非復習に役立てていただきたいと思います。
講師も立場がいろいろでしたが、参加者の方がたも、介護 ヨガ教室 リハビリ 健康教室 スポーツトレーナー と多彩でした。
これからも、いろいろな現場で操体法が活躍してくれたらうれしいです。
今後の皆さんの益々のご活躍を応援しております!
【お知らせ】
はじめての操体法 好評連載中です。
今回のテーマは[頭痛をやわらげる]シンプルだけどからだの仕組みをうまく使って全身のバランスから辛い症状をやわらげるアイデア載ってます。
是非参考にしてみてくださいね!
【セミナー告知】
治療室行うセミナー 操体法ワンデイセミナー(日曜開催)
1回ごとの申し込み、単発参加、連続参加 途中参加 可能です。
少人数制なので、お申込みはお早めに!
年内12月までの予定です。
・9/15(日)
・10/27(日)
・11/24(日)
・12/22(日)
13:00~16:00
9月以降のテーマ
いよいよ、頭蓋 顔面を見据えた
操体法を組み立てていきたいと思います。
くわしくは こちらのページをご覧ください。