あなたのお悩みはなんですか?
気になる症状は、どのようなものですか?
腰痛 、肩こり、頭痛、冷え性?
もしかしたら骨盤底筋の不具合が、その原因のひとつかもしれないと聞いたら
ちょっとビックリしませんか?
骨盤底筋の不具合は、尿漏れだけてなく様々なトラブルの原因となる可能性があります。
そのわけを
骨盤底筋の仕組みや働きを知りながら
考えてみましょう
まずは
骨盤底筋とは、どのような構造や働きがあるのでしょうか?
骨盤底筋とは、骨盤の底にある細かい筋肉群の総称です。
骨盤の下でハンモックのように内蔵を下支えしています。
尿道や肛門もありますから排尿や排泄機能も司っています。
2019年に発表された【日本女性 20代から60代 40,000人 に聞く、UI(尿もれ)実態大規模調査】
というものがあります。 その中で
20代 以上の2人に1人以上 が、UI(尿もれ)を経験
実は、年令だけではない!
どの世代も6割前後の経験率
20代のUI(尿もれ)経験者のうち、63.4%は出産経験なし
)
という報告があります。
尿漏れは、多くの方、特に女性にとっては年齢に関係なくかなり身近なトラブルなんです。
プレスリリース /ニュースリリース配信の共同通信PRWire/2019
また、女性の場合腟(ちつ)がありますから、人生の大きなライフイベント妊娠、出産の影響も大きく受けます。
骨盤底筋は*筋膜を介して、腹筋、背筋から手足全身と連携繋がりを持っています。
骨盤はからだの構造の要ともいえますが、
骨盤底筋はその底にあり浅い層から
深い層まで複数の筋膜に包まれた構造をしています。
筋膜コンディショニングという観点からも全身バランスに色々影響を与える
といっても過言ではないでしょう。
*筋膜とは;筋肉だけでなく内臓やからだの各器官を包んでいる結合組織の総称、
それぞれの筋肉や器官は筋膜を介して接触、癒合、連携している
①安定性
構造的に骨盤は要の位置にあり 骨盤底筋は
その底の部分にあるので骨盤 背骨の安定性に重要な役割がありあます。
また、体幹、お腹や胸にある臓器を下支えしています。
安定した支持システムが働いていることを前提に内臓は正常に機能します。
②筋収縮
排泄機能に関して自律神経系と連携して
適切に働くように、収縮したり弛緩したりしています。
例えば尿の場合
排尿時は
膀胱の筋肉は緊張収縮します 尿道の筋肉は緩んで排尿を促します。
蓄尿時は
膀胱の筋肉は緩んで 尿道の筋肉は収縮して
尿がたまりやすく、おしっこが漏れないようにします。
③性機能
骨盤底筋の筋力とオルガニズムの相関はあるとの研究報告があります。
性的感覚に対する膣壁の収縮性も関連があるといわれています。
骨盤底筋の役割 はたらきがうまく機能しないことによっておこるトラブルとは
尿もれや 頻尿といった泌尿器系のトラブルだけでなく
便秘や痔といった直腸、肛門のトラブルも起こります。
腰痛と混同してしまいがちな骨盤帯痛や骨盤臓器脱。
肩こり 頭痛 ひざ痛など骨盤底筋と一見かかわりなさそうな
離れたところのトラブルも
筋膜を介してみると骨盤底筋のコンデショニンとかかわりがある
と考えられます。
女性の場合は、やはり 妊娠、出産 です。
当然ですが、通常の場合の比較にはならないほど
骨盤底筋には負荷がかかり、筋断裂などダメージも受けます。
もちろん、自然に回復するところもありますが、骨盤底筋の緩みなどは
違和感や症状が出にくい、自覚症状が少ないですから、意識して積極的に
産後ケアで尿漏れなどを予防したいところです。
また、更年期以降ホルモンバランスの変化により筋力が低下することも原因となり得ます。
更年期はキャリア世代でもありますから
女性の社会参加 進出をサポートするうえでも骨盤底筋のケアは重要です。
他には、普段の生活の中での姿勢も気をつけたいところです。
デスクワークにより骨盤が長時間、後ろに傾いたまま骨盤底筋に負荷がかかることはバランス上あまり良い状態とはいえません。
それから、意外と気が付きにくいのは ”いきみ”です。
排泄時 無意識に習慣的に必要以上に腹圧をかけていたり、頑張っていたりしていませんか?これも、骨盤底筋にとってはストレスです。
職場環境や対人ストレスにより、いきんだり緊張しているケースがあります。
他人と比較したり指摘してもらいにくい生活の一部、排泄行為を一度見直してみるのも大事です。
それでは、骨盤底筋と
どのように付き合っていったら
よいコンディションが保てるのでしょうか?
川名操体治療室では、操体法という健康法をベースに施術やアドバイスを行っています。
操体法ではセルフケアのキーワードが、いくつかあげられています
それを少しアレンジしてここではご紹介します。
【注】骨盤底筋のトラブルには様々なケースがあります。
ここでご紹介するものが全ての症状に対応するわけではありません。
尿のトラブルなどすでに気になる症状がある方は。
まずは医療機関を受診することをお薦めします。
睡眠 飲食
夜間の頻尿などは、睡眠の質をさげます。
カフェインは覚醒作用と利尿作用があるため
夕方以降の摂取は控えた方がよいでしょう。
体重増加も尿失禁には影響があります。
内臓脂肪のチェックもふくめて食事と運動管理が大事です。
特に妊娠中や産後もケアでは体重管理 体重復帰が大事なテーマとなります。
呼吸 横隔膜と連動して骨盤底筋は動いています。
静かなゆったりとした腹圧を必要以上にあげない自然な呼吸を身につけたいです。
喫煙は、排尿の頻度が高まるというデータもあります。
排泄 膀胱や尿道のトラブルを抱えている方に便秘症が多いといわれています。
便秘予防やコントロールも大事です。
精神活動;メンタル
骨盤底筋のトラブルはなかなかヒトに相談しにくい話題です。
信頼できる専門医を受診し医療と連携 良質な情報知識で不安解消したいですね。
地域の保健行政機関に相談窓口もあるかもしれません。
地元の鍼灸院 整体 民間療法もお手伝いできることがあると思います。
体操教室などに参加すると仲間ができて元気がもらえるかもしれません。
ひとりで悩まないで、だれかに相談することで心も安定すると思います。
動いて 元気になるについて、次の項目でフォーカスしてお伝えしましょう
3つのステップ いきなり動くのではなく ステップを踏んでいくと効率よくからだをケアできます。
ステップ1;感覚起動
こんにちは。からださん
タオルや指で実際に触れて、感覚を呼び起こしましょう
居心地はどうですか?、
気になるところはありますか?
実は、気がつきにくいところが、あるんです!
すべての情報を感覚では拾えない 気が付かない不具合もある
特に骨盤底筋の観察は普段積極的にはやらないところですよね、
はじめは、動きも感覚もよく分からないと思います。
そんな時は、気持ち良い、よくない、居心地がよいわるいという
あいまいですが、直観のような情動もヒントにするとよいでしょう。
ステップ2;コンディショニング 調整
ステップ3;エクササイズ、トレーニング
さあ、準備は整いました。 もう少し動いてみましょう❗
骨盤底筋はインナーマッスルです。
通常行っている動き、動作では発動しにくい筋肉です。
インナーマッスルのエクササイズ、こつは、
頑張らない、しっかりターゲットの筋肉をイメージして動く
ということです。
また、
骨盤底筋は遅筋線維が多く含まれている筋肉です。
遅筋線維は
低負荷のトレーニングを高頻度(一日2~3回以上)を約3か月
継続して行うことによって筋力がついてくるといわれています。
なかなか地味で気長な努力が必要なんですね~
ただ近年の研究では筋力がアップすることが
健康寿命を長くする要因 老化予防にもつながることが
ハッキリとわかってきているところですから
ここは、なんとが、続けたいですね。
ここまで、お読みいただきましてありがとうございます!
さて、骨盤底筋のことが少し身近になったのではないでしょうか?
自分のからだの一部、骨盤底筋のことを知って ケアすること
それが、ご自身のお悩みの予防や解決につながるんですね
骨盤底筋コンディショニング、元気づくりのサポーター、
セルフケアアドバイザー伴走者として活動しています。
操体法という調整法と鍼灸をメインに施術しています。
骨盤底筋のケアや操体法、鍼灸についてもっと知りたい
体験したい
ご興味ありましたら是非お声をかけてくださいね!
まずは、お試し
・カウンセリング
尿漏れ 頻尿 産後のトラブル 更年期のトラブル 腰痛 頭痛 骨盤底筋に関連したお悩みについて
じっくりお話を伺います
・エコーによる骨盤底筋の動きの観察、指導、評価
わかりにくいご自身の骨盤底筋の動きをエコーを使って実際に観察していただき 調整後の変化も評価します
課題や目標、ケアプランなどご提案します。
・鍼
鍼灸の調整法は様々ですが、筋膜調整として特に有効な微弱電流を使用した電気鍼をお勧めしています。
・お灸
煙の少ない炭化処理した棒灸をつかった温灸をお勧めしています。
座って腰の下からお灸で温めるメニューはなかなか他では体験できない
気持ちのよいメニューです。スチームの足湯と併用します。
・手技療法
操体法をメインに ご自身の動きをつかったソフトな施術で骨盤底筋に関連のある体幹、四肢のバランス調整をしていきます。
日常で気をつけたい動作や姿勢の指導やセルフケアのアドバイスも行います。
継続してしっかりケア
・【リピーター限定】骨盤底筋機能改善プログラム3か月サポートコース
不調な方に寄り添って 3か月間継続してサポートするコースです。トレーニング指導も行います。
・オンラインセミナー 毎月2回<骨盤底筋バランス体操セミナー>開催しています
継続参加でモチベーションをキープ みんなで元気になりましょう!
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・ オフラインセミナー
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