2018/11/21記事>2021/10/21更新
【メニュー】
鉄分の情報編
鉄分摂取とセルフケア編
・ちゃんと噛む
・胃の調子を調える
・ツボを使って、自律神経系のバランスを整える
・おいしくいただく
鉄分の情報編
・鉄とは
鉄は代謝・細胞増殖などの生命現象に必須の元素です。
その多くは赤血球のヘモグロビンの構成元素として使われ,酸素運搬に機能し
ているいます。
体内で利用される鉄のほとんどは,老廃化しマクロファージで処理された赤血球由来
の再利用鉄で,食事から供給される鉄は少量です。
しかし、微小ながら減少していく鉄の一定の補給は必要です。
・鉄不足とは
鉄の不足は鉄欠乏性貧血を引き起こしますが、
その代表的な原因は、月経、消化管出血などの鉄喪失、成長
そして妊娠です。
・食による鉄の摂取
食事に含まれる鉄は主として十二指腸,空
腸上部で吸収されますが、ピロリ菌感染など
による萎縮性胃炎による胃酸分泌不全などが
鉄欠乏性貧血発症のメカニズムに関係しているという説もあります。
食事に含まれる鉄は非
ヘム鉄とヘム鉄の2種類あり,それぞれ吸収の
メカニズムが異なっています。
基本的にヘム鉄の吸収率
は 10~30%、非ヘム鉄の吸収率は 1~8%とさ
れ、ヘム鉄の方が吸収が良好です。
ヘム鉄は肉類に多く含まれ,非ヘム鉄は植物系食
品に多く含まれています。
・鉄の吸収率は摂取する食物成分により大きく変わります。
たんぱく質、アミノ酸、アスコルビン酸ビタミン Cは鉄吸収を促進します。
参考サイト
―最近の知見― 張替 秀郎
食べたものがちゃんと身になるヒント集
鉄分摂取とセルフケア編
・ちゃんと噛む
>唾液分泌 消化促進
全身の重力バランスが整う
ちゃんとしたかみ合わせの調整はなかなか難しものですが、
とりあえず、
綿棒、ティッシュペーパー、つまようじ、などを使って奥歯で10~30回噛んでみてください。
頸の緊張が軽減したり体幹の動きが大きくなっているなどの変化があると思います。
*ヒントにさせていただいたのは、川村先生考案の方法です。
操体法を推奨している仙台の歯科医院
日本顎関節症リハビリ研究室
仙台 川村歯科医院 ・咬み合わせ矯正歯科 インプラント外来
・胃の調子を調える>みぞおちが居心地よいバランスを目指す。
食べたものがちゃんと受け入れられるコンディションが大切です。
胃の働きをコントロールしている神経は胸椎6番~10番あたりから出ています。
そこに気持ちよく動きがつけられるお勧めの操体法は【ひざ抱え】です。
・ツボを使って、自律神経系のバランスを整える。
メンタルを落ち着かせることで、消化器の働きを促します。
お勧めのツボは【内関】
治療室では、気軽にできるツボ刺激療法としてせんねん灸をお勧めしています。
ご紹介したツボは左右2つあります。
押してみて痛いほうや力が入りやすいほう、にまずはやってみてください。
・そして、おいしくいただく>マグロと彩野菜のマリネ
ヘム鉄系食品(マグロ)
非ヘム鉄系食品(赤ピーマン、小松菜、えのきだけ)
ビタミンC(レモン汁)
バランスよく食べられるお勧めの一品です。
赤ピーマン(パプリカ)の調理法
①グリルで焦げ目がつくくらいまで素焼きしてから冷水につけます。
②浮いてきた薄皮を剥いて、薄くスライスします。
③ひと手間かけると、甘みが増して、食感も良くなりますよ。
見た目にも鮮やかで食欲もわきませんか?
鉄分
メバチマグロ 赤身生 0.9mg/100g
赤ピーマン 炒め 0.7mg/100g
小松菜 ゆで 2.1mg/100g
えのきたけ 1.1mg/100g
妊娠中は、からだのバランスが変わっていろいろ不調になりやすい時期でもあります。
確かな情報とセルフケアそして楽しい食事で体力をキープして乗り切ってくださいね!
*妊婦さんシリーズ*
こちらも参考にしてくださいね
【わたしがお手伝いします】
川名操体治療室代表 川名慶子
東京医療専門学校卒業、鍼師、灸師、あん摩マッサージ師免許取得
身体均整法学園卒業
操体法については、故渡辺栄三先生、三浦寛先生他、複数の先生に師事。
東京秋葉原の操体法専門施術所、津田温古堂(当時渡辺栄三先生が主催)に10年間勤務
臨床治療の経験を積み独立。
東京渋谷区千駄ヶ谷で操体法メインの治療室を18年間行う。
現在 神奈川県川崎市にて開業中
*観察 お見立て*
ご自分のからだとしっかり向き合いたい、回復 改善の道筋を組み立てていきます。
*調整*
お辛いところだけに注目するのではなく全体のバランスを見据えて調整することも、早く回復するため、
再発しないためには大切なことです。
*セルフケアアドバイス*
ブログを読んだだけでは、実際にやってると分かりにくいところもあると思います。
ご自分に合ったオーダーメイドの方法をお伝えします。
*筋トレ パワーアップアドバイス*
バランスがとれてもよい状態を持続させるにはパワーが必要です。
基本的体力 筋力も大切です。
食べたものがちゃんと身になるための食事指導
ホルモン分泌に影響のある 睡眠指導
そして毎日のルーティンとして実行可能な筋トレメニューを紹介します。
気になった方は、是非一度お越し下さい!