前回のブログ記事
でご紹介した内容の実践編です。
フェイスラインを整えるだけでなくストレートネックも改善するようなプログラムをご紹介したいと思います
ストレートネックとは
頭が前下にちょっと落ちたような状態で頚椎の首の弯曲が少なくなって肩こり 頭痛 眼精疲労などの原因になりやすいといわれています。
ストレートネックになりやすい姿勢は首の前の皮膚もたるみやすくなりますからフェイスラインも崩れやすくなりますよね
この状態を整えるのに、指標とするのが この首の前にある舌骨(ぜっこつ)という骨ですけれども
舌骨という骨は、どこの骨とも関節を作っていませんから
宙ぶらりんの状態ですけれどもそれが結局、下前に落ちちゃってる状態だとイメージしてください
その舌骨が後上に引き伸ばされる(引き上げる)ような状態だとバランスが整ったとイメージにするとわかりやすいと思います
舌骨から四方に筋肉が、枝を張っているんですけれども
今回は三つの筋肉をちょっとイメージしながらやっていこうと思います。
【ステップ1】
茎突舌骨筋
胸鎖乳突筋を整える
【ステップ2】
胸骨舌骨筋
みぞおちの緊張を緩める
【ステップ3】
肩甲舌骨筋
肩甲骨のポジションを整える
、、、、、、、、
【ステップ1】
茎突舌骨筋
胸鎖乳突筋を整える
でまず一つ目、一つ目は舌骨から耳の後ろの大きな出っ張り乳様突起ってあるんですけども
乳様突起のちょっと前に茎状突起(けいじょうとっき)細かい細いでっぱりから舌骨についている 茎突舌骨筋に着目してみましょう。
それ自体をどうにかしようというのでは、なかなか分かりにくいのでそれに近いところ胸鎖乳突筋を観察 調整してみます。
胸鎖乳突筋は乳様突起から鎖骨胸骨についている大きな筋肉ですこれが左右に首の外側を支えている大きな筋肉ですから
まず最初は胸鎖乳突筋を整えることでその近くにある茎突舌骨筋を整えて舌骨の上に引き上げるようなバランスをみようと思います
ストレートネックの状態というのは、首の外側で頭を支えることになるので胸鎖乳突筋は緊張しやすくなっていると思います。
これを操体法的にやっていきます。
一般にいわれるコンディショニング、ストレッチなどは 気持ちよく引き伸ばしますが、
操体法では、引き伸ばしたところからちょっと戻すような動きをするっていうのが特徴ですね
実際にやってみましょう
まず左の胸鎖乳突筋を整えるやり方をご紹介しましょう
ポジション
右手 右手を頭の後ろにまわして
頭の後ろから耳の後ろ乳様突起 側頭骨 後頭骨 あたりに
手の平 腕がかかるようにする
①左の胸鎖乳突筋を
ちょっと引き伸ばすように右に首をかしげる
②緊張がでてきたところから戻す動きをする
右に傾げた首をちょっと左の方に、真っすぐな方に戻していく
③頭の位置が真ん中辺りまできたら右手で左の頭のところを支えてるので。頭の動きをちょっとストップ
けて 抵抗かけます 右手に頭が押し付けられるような形になる
この状態 見た目は動いてませんけど頭戻そうとしてますから力が拮抗したような状態です
この状態を維持しながら呼吸をしてみましょう。
【呼吸の基本パターン】
鼻から吸って
口をすぼめて フー ゆっくり吐きます
これを2~3回繰り返す
さいごに ゆっくり吐ききって
これ以上吐けないところまで来たらしばらくキープして 脱力
あとは自然な呼吸で、落ち着くまでしばらく様子をみる
*左も同様にやる
おわったら、再度ストレッチをかけて確認してみましょう
はじめより、少し緊張が緩んだ感じがすると思います。
この後、通常のストレッチをしてもよいでしょう。
操体法とストレッチの併用もためしてみてください。
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