『操体法』橋本敬三先生の伝えようとしたことを推測する。
操体法は、故橋本敬三先生がまとめられた一つの運動療法です。
痛くない動きや気持ちいい感覚を指標にして、主に自動抵抗運動を
使ったテクニックです。
自分の動きを使うので、セルフケアとしても使えるというのも特徴の一つです。
ただ、感覚という曖昧なものをつかうことと、調整に使うベースの動きが
大変シンプルなので、他の手技に比べて体系づけて説明しにくいところが
あります。
また、当の橋本先生が、ご自身が提示した動きのパターンについての
調整の目的や、調整にいたる機序などの説明をなさらなかったので、
形だけが独り歩きしたり、感覚重視のスタイルとして現在運用されていることが
多いかと思います。
そこで、わたしは、橋本先生が、言葉としては表現なさらなかったけれど、頭のなかでは
了解済、組み立てができてたであろうものを、想像、推測してみました。
このような作業を通して、感じたことは操体法は、本当にシンプルで理にかなったもので
橋本先生の直観やセンスは素晴らしいということでした。
では、まず初めにこの図から考えてみます。
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