先日12/17(火)朝テレビ東京の番組に出させていただきました。
MCは薬丸裕英さんと香坂みゆきさん
VTR ロケは世田谷区のととろき縁側
治療室分室にて行われました。
モデルの方お二人とレポーターの海附さんとのやり取りで進行しました。
からだの観察
膝倒しのバリエーション
のなかから、22ページの記事「自律神経の不調を調整する① からだが冷えているとき」をメインにお伝えしました。
冷えるということは血液の流れが滞って手足の先まで行きづらい状態と捉えることができます。
具体的には抹消血管の緊張が高まって細くなっていることも、血液の流れが滞る一因です。
抹消血管の収縮は、自律神経系、交感神経の働きによるものです。つまり交感神経が興奮しすぎると冷えやすくなるのですね。
そしてその交感神経の大きなメインのルート交感神経幹が実は背骨の前の方、左右に1本ずつ走行しています。
ですから交感神経のコンディションは、背骨の周囲の筋肉の緊張状態や背骨、骨格バランスの歪みなどの影響を受けやすいのですね。
ということで自律神経系の調整の課題、冷え対策とは無駄な緊張がなくバランスのとれた「しなやかな背中を作る」と言い換えることもできるのです。
今回ご紹介した操法の裏テーマは「しなやかな背中を作る」だったんですね。
操体法は、単に腰痛や肩こりなど運動系の調整だけでなく自律神経系の調整としても役立つ方法です。
今回はなんとVTR だけでなくスタジオにも呼んでいただきました。
お笑いタレントのマックン(パックン、マックン)
のおからだをお借りしてVTR でもご紹介した操法の一つを改めてご披露させてもらいました。
放送では、操体法の魅力の一つ、気持ち良さや無理なく毎日続けて欲しいことなどが伝えられたかと思います。
そしてVTR では、単に冷え対策のための操法だけでなく効果を持続させる手立てもご紹介してます。
なぜかと言えば、気持ちよいだけの調整では効果の持続性という点では少し足りないところがあると思っているからです。
今回は、操体法の、基本操法うつ伏せのカエル足を使って背中の呼吸運動を促し(しなやかな背中作りが今回のテーマでしたよね!)
仰向けで膝を立ててしっかり足裏で床を踏むことで、安定した足首のバランス作りを目指しました。
今回の放送で、少しでも操体法に興味を持ってくださる方が増えるといいなと思っています。
なんといっても操体法という名前が電波に乗ったのは、川名に記憶では、1977年橋本敬三先生の活動がNHKで取り上げられてバズった時以来、先生がご存命だった間数回メディアに取り上げられただけかと思いますので(笑)
さいごに、
今回の放送製作関係者の皆様、
このような貴重な機会を与えてくださいまして、ありがとうございました。
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