先日、6月6日「均整フォーラム」というイベントを巣鴨の均整学園で行ってきました。
学術部企画主催の初めての試みでした。
対象は、身体均整師会会員限定というクローズドな企画でしたが、初めての試みにしては内容が充実していて(自画自賛!)
その割には、参加者が少なく(残念!)
ここでお伝えした有用な情報を埋もらせるにはもったいないので、このブログにその一部をご紹介しますね。
形式は。一人1雑誌媒体を担当して、発表しました。
お届けした情報としては、
・法改正や事件など制度面のニュース。
・トレンド動向などビジネス面のニュース。
・発見や開発など学術面のニュース。
登壇者は4名
川名
日経メディカル 2月~5月>医療業界のトピックス
ハイドロリリース療法の紹介や 呼吸器、血圧治療のガイドライン改訂動向
M先生
雑誌『ニュートン』4月号 >科学雑誌から一つの特集を掘り下げる。
免疫システムの解説と、今何かと話題の”がん免疫療法”について解説しました。
K先生
雑誌『医道の日本』2月号~6月号>鍼灸業界トピックスを探る
一番のトピックスは
6月号
経絡経穴理論ファッシャ理論について
J先生
新聞『カイロジャーナル』科学新聞社発行>業界のトレンド、法律に関して
2012年2月から2018年の2月号までこの6年間の中で安全教育に関するところをピックアップ
わたしが、ご紹介した、ハイドロリリース療法と施術家にも有効な参考書 ご紹介します。
ハイドロリリース療法(医者向け)とは、
痛みに過敏になった筋膜などの侵害受容器に、超音波診断装置(エコー)ガイド下で生理食塩水や重炭酸リンゲル液などを注入する治療法です。
ターゲットは、筋膜などのFascia(線維性結合組織の総称)。
Fascia(ファッシャ)が痛みを発生させている場合、エコー像で白く重なる「重積」として可視化できます。
ハイドロリリースはその部分に薬液を注入して薄紙を剥がすようにばらけさせることで鎮痛効果や柔軟性の改善を図るという手技です。
エコー診断によって、この手の治療が飛躍的に医者にとって取り組みやすくなったのですね。
そこで、紹介されていた、文献ですが、
>リハビリ関係者向け、全編カラー図解 エコー画像豊富でわかりやすです。触診の指の当て方の丁寧な解説がツボです。
>医者向けの本ですが、わかりやすく、鍼灸治療や徒手療法の分析 有効性についても触れています。
とかく、内に向きがちな個人事業主ですが、あふれる情報、次々更新される医療情報のなかからより知りたい情報をみんなで発掘、
分かち合うこんな企画魅力的ですよね!
発表だけでなく、その後の参加者も含めた意見交換、ディスカッションも楽しかったです。
また、参加枠も広げて、このような企画作っていきたいと思います。
その時は、治療家の皆さん是非ご参加くださいね!