先日 仙台にて 日本操体学会主催の企画 2018年第1回 操体法指導者育成研修会が開かれました。
9月8日(土)9日(日)の二日間に渡って行われた企画ですが、
講師として操体法実技指導を含めた講習を担当させていただきました。
指導者育成研修会ですから、操体法を健康指導として活用してもらい、その効果、
よさが多くの方に伝わる一助になることがこの企画の課題でしたが、
対象は単に職業として指導現場にいる方だけでなく、
一般の方で初めて操体法を学ぶ方も交えて,
とにかく操体に色々な魅力を感じている方が全国から約20名集まって、
熱気あふれる研修会となりました。
遠くは、沖縄だけでなく なんとイタリアやフランスからの参加もあったんですよ!
操体法といっても、色々なかかわり方があると思います。
お伝えする側もわたしも含めて4人の講師が様々なスタンス、角度から操体法をお伝えしました。
・日本操体学会理事で 機関紙「イサキ」の編集責任者の橋本千春さん
橋本敬三先生のお孫さんのお嫁さんでもあります。
今回の企画の立案 立役者です。
橋本敬三先生の思想や晩年の様子などのお話しは、
ご家族として近しい立場から見聞きして得られた大変貴重なものでした。
実技は立位の操体法「般若身経」を指導されました。
・川名は、寝て行う基本操法のご紹介 解説などを担当しました。
立場的には臨床家、施術家なので、セルフケアというより調整、治療的な内容でプログラムを組みました。
時間的にも限られていたので、消化不良のところもあったと思いますが、
快、不快などの曖昧な聞き分けはあえてせず、より具体的で、理論的な操法の解説をしたつもりです。
分野の違う複数の講師が多角的に操体法をお伝えする指導者育成研修会的な企画は
過去にはあまりなかったと思います。
そういう意味では画期的でしたし、何よりその様な企画のニーズが高いということに驚きました。
あまり宣伝していなかったのにあっという間に定員に達してしまったそうです。
そして、講習会後に取ったアンケートでも、今後の開催希望の声が高かったです。
最後に、
こんな素晴らしい企画にわたしを講師に招いてくれた、橋本千春さんに感謝いたします。
そして、操体法が大好きな全国の皆さんとお会いできてとても嬉しかったです。
ありがとうございました!
【お知らせ】
月一セミナー(日曜日開催)8回シリーズ
テーマ『操体法の原理を探る』
1回ごとの申し込み、単発参加、連続参加 途中参加 可能です。
第1回 9月30日(日)