6月22日(日)操体法講習会(一般向け)5回シリーズ(後期)第1日目 を行いました。
メインテーマは【じぶんのからだのことをより良く知って、上手に付き合っていく手立てを見つけていきましょう】
ということで、操体法を切り口にからだについて、いろいろ体験する講習会です。
前期に続いて、自律神経系のコントロールは大事なテーマなので、今期もいろいろな角度から捉えていきます。
今回は、骨盤、腹部のバランスを観察、調整しました。
骨盤の観察は、本来複雑で難しいのですが、ごくごく簡単な切り口で診てみることもセルフケアにとっては大事です。
簡単な切り口とは、寛骨(かんこつ)の前方の巻き込み具合の左右差の観察です。
どちらが、より前方に巻き込んでいるかを確認したら、何故そのようなバランスが生じているのかを推測してみます。
予想されるのは、筋肉の緊張のアンバランスの影響や、内臓など内部の環境の緊張の影響などですが、
参加された方の、骨盤は左寛骨の前方巻き込みがあったのですが、
実際、腹部を観察してみますと、左下腹部深部に強い圧痛点がありました。
そのような、所見はなかなか自分自身では見つけにくいので、内部の環境つまり自律神経系のバランスも考慮したセルフケアというのは
やはり、難しいですが、大事なテーマですね。
調整には、前回ご紹介した、『カエル足の前駆型』を使い、巻き込み側の腹部を枕に押し付けるようにして操作してみました。
*『カエル足の前駆型』 操体法講習会(臨床家向け)5/22(木)記事参照
お灸は奇経治療の応用で、肝経バランスの調整も考慮した組み合わせ、
左 太衝(たいしょう)
右 通里(つうり)
に『せんねん灸』をやりました。
梅雨の時期は、気温は高くなっていますが、皮膚は意外と冷えていたりします。お灸はこのような時期にも有効です。
好例おやつは、季節のフルーツを使った『いちぢくのタルト』をお出ししました。
操体法に興味があるけれど、なかなか講習会日程が合わない方に、体験もかねて日曜日は一日参加の方も受け付けていますよ!
是非ご参加くださいね〜
【お知らせ】
2014年 治療室講習会募集のお知らせ(日曜コース、一般向け)
途中参加 ビジター(1回受講)受付けてます。セルフケアのヒントに、臨床家のスキルアップのお手伝いに役立つ講習会です。
こんな方にお勧めです。
操体法に関心のある方
東洋医学に関心のある方
セルフケアに関心のある方
診断、治療のヒントを探している方
日程 後期全5回月一回 第4日曜日 6/22(終了) 7/27 9/28 10/26 11/23
前期 1,2,3,4,5月
後期 6.7.9.10.11月(8月12月お休み)
時間 午後1時から午後4時まで (途中休憩あり)
場所 川名操体治療室
詳しくはホームページ(講習会、一般向け)をご覧くださいね。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00〜18:30 | ● | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |