治療室講習会(臨床家向け)は12回コースで今回は7月から12月まで月2回行うものです。
臨床家向けとうたっていますが、参加条件として、特に資格の有無等は問いません。
からだについて興味があり、操体法を通じてもっといろいろ知りたい、体験したい方、向けに行っています。
もちろん、現在のお仕事や将来に生かすため、スキルアップを目指している方も大歓迎です。
今回、参加してくださった方々は、皆さんそれぞれ職業や年齢はまちまちですが、まさに操体法が
つないでくれたご縁で、この治療室に集まったという感じでした。
今の季節は蒸し暑くて大変ですが、12回目はもうクリスマスの頃です!
長いようであっという間の12回楽しくやっていきましょう!
さて、今回(7月13日)は初回だったので、操体法概論ということで、おなじみ基本操法の解釈と実技を行いました。
それと、操体法のような刺激がなぜからだの調整として効果を出すのかということについて、
神経学的な解釈を少しお話しました。
普段あまり耳慣れない用語がたくさん出て、戸惑われたかもしれませんが、知っておくべき大事な仕組みです。
操体法のようなソフトな刺激、反動の少ない動きは通常の刺激伝道システムを発動させない刺激なんだと思います。
操体法は連動を使うのでなく、連動を絶つのです!
深いですね〜
その仕組みを理解するには、通常の動きの仕組みを知らなくてはいけませんよね。
筋肉の収縮をつかさどる γループ αーγ連関について、わかりやすい動画をご紹介しますね。
北里大学 獣医生理HP ヨネザワ支部
γループについて
一生懸命動画を覗く皆さん、真剣です!
さて、クイズです。
基本操法の3つですが、あえて腰椎の調整としてターゲットを絞ったとしたら何番を狙うとより効果が上がるのでしょうか?
こんな、内容もお話しした講義でした。
問題
①踵のばしは( )の調整と解釈することもできます。そうだとすると、腰椎の( )番と( )番に適切な刺激を入れると効果を出しやすいと考えられる。
②膝倒しは、( )の調整と解釈することもできます。そうだとすると、腰椎の( )番に適切な刺激を入れると効果を出しやすいと考えられる。
③伏臥位のカエル足は( )の調整と解釈することもできます。そうだとすると、腰椎の( )番に適切な刺激を入れると効果を出しやすいと考えられる。
受講者の皆さん、覚えてますか?
答えは次回のブログで解説します。
お楽しみに!
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