治療室講習会(臨床家向け)は12回コースで今回は7月から12月まで月2回行うものです。
臨床家向けとうたっていますが、参加条件として、特に資格の有無等は問いません。
からだについて興味があり、操体法を通じてもっといろいろ知りたい、体験したい方、向けに行っています。
もちろん、現在のお仕事や将来に生かすため、スキルアップを目指している方も大歓迎です。
講習会ページ
8月24日第4回目を行いました。
講習会では、からだの観察に重要な触診理論もお伝えしてます。
今回は、骨盤触診の2回目でした。前回は寛骨の上部にコンタクトしての観察でした。
今回は、寛骨の下部にコンタクトしての観察法をお伝えしました。
座骨バランスの観察は直接、足元のバランスとも連動するので大切ですね。
基本操法の練習のときも、足首や踵のコントロールと座骨、骨盤バランスを考えながらやってみました。
予想して結果につながれば納得できますよね!
そして、実際 観察から調整につなげていくときのポイントを二つ挙げておきます。
①目的 どのような状態に持っていきたいのか 調整のテーマをできるだけ明確にする。
→”無駄な緊張緩和 支えの弱いところがしっかりする”とか ”正中で動きを制御できるバランスを作る”など 調整のテーマをできるだけ明確にする。
②操法の選択 調整の優先順位 組み立てを考える。
→ できるだけ刺激、手数は少なく 辛いところ、局所をいきなり調整しない。
こんなところを、意識してからだと向き合ってみるとよいですよ。
さて、一冊本のご紹介です。
このブログの題名にもなってる。
「食・息・動・想」(しょく そく どう そう)
操体法をまとめられた、橋本敬三先生が、自分の健康を管理する上で
コントロールしなくてはいけないテーマとして挙げた4つのキーワードなんです。
治療室で扱っているのが、動きの操体法ですが、食べることも大事なテーマですよね。
雑誌やネットでも、身近で気軽な題材として、健康ネタとして食物が取り上げられることが多いですね。
でも、昨今の記事を読んでいると、科学的な根拠がないだけでなく、健康被害の恐れもあるような内容のものも見受けられます。
そんな情報に惑わされないよう、、日々更新される、食品安全事情を知るうえで役に立つ最近出た本をご紹介します。
効かない健康食品 危ない自然・天然 (光文社新書) 新書 – 2017/5/17
松永 和紀 (著)
【内容紹介】
・農薬は危ないから、オーガニック食品が安心
・トクホや機能性表示食品は国が認めたので効果がある
・トランス脂肪酸は食べるプラスチックである
・ジュースクレンズで毒素できる
・グルテンフリーで健康になれる
全部、「異議あり」。
ニセ情報が氾濫している「食」の世界を、
科学ジャーナリストが科学的根拠をもとに正しく読み解く!
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